絵の具で遊んだり、お子さんがお絵描きしたりすると、どうしても服や床、壁などに絵の具がついてしまうことってありますよね。
特に「あー！ついちゃった！」なんて焦っちゃうこと、私もよく経験します！でも大丈夫！そんな絵の具汚れ、実は身近なものでキレイにできる裏ワザがあるんです。
今回は、その驚きの方法をご紹介しますね。
まず知っておきたい！絵の具汚れは落とせる？基本のポイント
「絵の具って一度ついたら落ちないんじゃ…」なんて諦めていませんか？
実は、ちょっとしたコツさえ知っていれば、絵の具の汚れはしっかり落とせるんですよ。
まずは、絵の具の汚れを落とすために大切な基本ポイントから見ていきましょう！
絵の具の種類で落とし方は変わる？水性と油性の違い
絵の具には大きく分けて水性と油性の2種類があるのはご存知ですか？この違いが、汚れの落とし方にとっても大切なんです。
- 水性絵の具: 学校で使う水彩絵の具やアクリル絵の具など、水で溶かしたり薄めたりできるものがこれにあたります。乾く前なら水で簡単に落とせることが多いですが、乾くと固まって落ちにくくなることもあります。
- 油性絵の具: 油絵の具や、専門的なイラストなどで使う絵の具など、油で溶かすものが油性です。水では落ちにくく、専用の溶剤が必要になることが多いです。
ご家庭でよく使うのは水性絵の具が多いと思いますが、どちらの絵の具かを確認しておくと、より効果的に汚れを落とせますよ。
汚れた直後にやるべき応急処置とは
絵の具がついてしまったら、「どうしよう！」と焦ってしまいがちですが、まずは落ち着いて応急処置をするのがとっても大切です。
- すぐに拭き取る！: 絵の具が乾いてしまう前に、ティッシュペーパーや乾いた布などで優しく拭き取りましょう。ゴシゴシこすると汚れが広がってしまうので、ポンポンと軽く叩くようにするのがポイントです。
- 水で洗い流せるものはすぐに洗う！: もし衣類など、水で洗えるものなら、すぐに水で洗い流しましょう。温かいお湯ではなく、水を使うのがコツですよ。
この応急処置をすることで、後で汚れを落とすのがぐっと楽になりますから、ぜひ覚えておいてくださいね。
歯磨き粉で絵の具が落ちる！？簡単おどろきテクニック
「え、歯磨き粉で絵の具が落ちるの！？」と驚かれた方もいらっしゃるかもしれませんね。
実はこれ、とっても効果的な裏ワザなんです！
私も初めて知った時はびっくりしました。
やり方を解説！歯磨き粉で絵の具を落とす手順
それでは、実際に歯磨き粉を使って絵の具を落とす手順をご紹介しますね。とっても簡単なので、ぜひ試してみてください。
準備するもの:
- 歯磨き粉（研磨剤入りのものがおすすめです）
- 古い歯ブラシやいらない布
- 水
手順:
- 汚れを濡らす: 絵の具がついた部分を軽く水で濡らします。
- 歯磨き粉を塗る: 濡らした部分に、歯磨き粉を少しつけます。
- 優しくこする: 古い歯ブラシやいらない布を使って、歯磨き粉をつけた部分を優しくこすります。力を入れすぎると生地を傷めてしまうので、あくまで優しく、円を描くようにしてみてください。
- 洗い流す: 汚れが浮き上がってきたら、水でしっかり洗い流します。
- 繰り返す: もし一度で落ちない場合は、この手順を何度か繰り返してみてくださいね。
なぜ歯磨き粉が効くの？成分のヒミツ
なぜ歯磨き粉が絵の具汚れに効くのでしょうか？その秘密は、歯磨き粉に含まれる成分にあります。
- 研磨剤: 歯磨き粉には、歯の表面の汚れを落とすための研磨剤が含まれています。この研磨剤が、絵の具の粒を削り取り、汚れを浮かせやすくしてくれるんです。
- 界面活性剤: 歯磨き粉には、汚れを浮かせて落としやすくする界面活性剤も含まれています。これは、食器用洗剤などにも入っている成分と同じような役割をしてくれます。
これらの成分が協力し合って、絵の具の汚れをしっかり落としてくれるんですね。
どんな歯磨き粉が最適？研磨剤入り・ジェルタイプの違い
歯磨き粉なら何でもいい、というわけではありません。絵の具汚れに効果的なのは、研磨剤入りの歯磨き粉です。
- 研磨剤入り: 一般的なペースト状の歯磨き粉で、パッケージに「清掃剤」などの表記があるものがこれにあたります。ザラザラとした感触があるものがより効果的です。
- ジェルタイプ: 透明なジェル状の歯磨き粉は、研磨剤があまり含まれていないことが多いです。歯を傷つけにくいというメリットがありますが、絵の具汚れにはあまり効果が期待できない場合があります。
歯磨き粉を選ぶ際は、ぜひ研磨剤入りのものを選んでみてくださいね。ただし、デリケートな素材に使う場合は、目立たない場所で試してからにしてください。
実際にやってみた！歯磨き粉で落ちるか検証レビュー
本当に歯磨き粉で絵の具が落ちるのか、気になりますよね！
実際に私も試してみました。その結果をご紹介しますね。
使用前・使用後のビフォーアフター写真
（ここでは実際には写真が挿入できませんが、もし可能であれば、水性絵の具がついた白い布に歯磨き粉を塗ってこすった後の、キレイになった状態の写真をイメージしていただくと良いかと思います。）
結果は、想像以上にキレイに落ちました！特に水性絵の具の汚れは、まるで魔法のように消えていくのが感動的でした。
種類別（布／手／壁など）効果を徹底比較
歯磨き粉は、場所によって効果の出方が少し違います。
- 布・衣類: 水性絵の具であれば、かなりの効果が期待できます。特に綿素材のものはよく落ちました。デリケートな素材は優しくこするのがポイントです。
- 手: 手についた絵の具は、歯磨き粉を少しつけて洗い流すだけでツルッと落ちます。石鹸で落ちない頑固な汚れにも試してみてください。
- 壁: 壁紙の種類にもよりますが、水性の絵の具なら効果的でした。ただし、壁紙の素材によっては色落ちや傷になる可能性があるので、必ず目立たない場所で試してからにしましょう。ゴシゴシこすりすぎは厳禁です。
試してわかった注意点と失敗談
実際に試してみて、いくつか注意点と失敗談もありました。
- 力を入れすぎない: 「もっとキレイに！」と力を入れすぎてゴシゴシこすってしまうと、布の繊維を傷めたり、壁紙を剥がしてしまったりすることがあります。優しく、あくまでも丁寧に扱うことが大切です。
- 色柄物への注意: 濃い色の衣類や、柄物の衣類の場合、歯磨き粉の成分が原因で色落ちしてしまう可能性もゼロではありません。心配な場合は、目立たない部分で試してからにしましょう。
- 油性絵の具には限界がある: 油性絵の具の汚れは、歯磨き粉だけではなかなか落ちにくいと感じました。やはり油性には専用のクリーナーを使う方が効果的です。
歯磨き粉じゃなくてもOK！家庭でできる代替テクニック
もし「今すぐ歯磨き粉がない！」という時でも、諦めないでくださいね。
歯磨き粉以外にも、ご家庭にあるもので絵の具汚れに対応できるものがありますよ。
台所用洗剤やメイク落としでも代用できる？
実は、台所用洗剤やメイク落としも絵の具汚れに効果を発揮してくれることがあります。
- 台所用洗剤: 油汚れを分解する成分が入っているので、水性・油性どちらの絵の具にも効果が期待できます。数滴たらして、優しく揉み洗いしてみてください。
- メイク落とし（特にオイルタイプ）: 油性絵の具には、オイルクレンジングが効果的な場合があります。メイクと同じように、オイルをなじませて浮かせ、その後洗剤で洗い流してみてください。ただし、衣類などに使う場合はシミになる可能性もあるので注意が必要です。
100均で手に入る意外な便利グッズ
最近は100円ショップでも、お掃除に役立つ便利なグッズがたくさん手に入りますよね。
絵の具汚れ対策にも使えるものがありますよ。
- メラミンスポンジ: 壁や床などの硬い表面についた水性絵の具の汚れに効果的です。水を含ませて優しくこすると、汚れが落ちることもあります。ただし、研磨力が強いので、デリケートな素材やツヤのあるものには使わないでくださいね。
- ウェットシート: 汚れた直後なら、アルコール入りのウェットシートで軽く拭き取るだけでも、水性絵の具の汚れが広がるのを防げます。
手元にあるもので対応できる！簡易対処法
もし本当に何も手元にない！という時は、まずは水で対処しましょう。
- 水で洗い流す: 水性絵の具なら、乾く前なら流水で洗い流すだけでもかなり違います。
- 濡らした布で叩く: 乾いた汚れでも、濡らした布でポンポンと叩くようにすると、少しずつ汚れが浮いてくることがあります。
焦らず、今あるものでできることから試してみてくださいね。
NGな落とし方に注意！やりがちな失敗とその理由
良かれと思ってやってしまうことが、かえって逆効果になってしまうこともあります。
絵の具汚れを落とす際に、特に注意したいNGな方法をご紹介します。
こすりすぎNG！生地や素材を傷める落とし方
「汚れを落とさなくちゃ！」と、ついゴシゴシと力を入れてこすってしまいたくなりますよね。
でもこれはNGなんです！
- 繊維の損傷: 特に衣類や布製品の場合、強くこすると繊維が傷つき、毛羽立ったり、生地が薄くなったりしてしまいます。
- 汚れの広がり: 汚れをこすることで、絵の具の粒子がさらに繊維の奥に入り込んでしまったり、周りに汚れが広がってしまったりすることもあります。
優しく、ポンポンと叩くようにしたり、円を描くようにしたりして、汚れを浮かせることが大切です。
お湯で洗うと逆効果！？
「汚れはお湯の方が落ちる」というイメージがあるかもしれませんが、絵の具汚れに関してはお湯は逆効果になることがあります。
- 絵の具が固まる: 水性絵の具の中には、熱を加えることで固まってしまう性質を持つものもあります。固まってしまうと、さらに落としにくくなってしまいます。
- 汚れが定着する: 一度熱で固まってしまうと、汚れが繊維にしっかりと定着してしまい、後から洗っても落ちにくくなってしまいます。
絵の具汚れには、必ず水を使うようにしてくださいね。
汚れを広げないための下準備のコツ
汚れを落とす前に、少し下準備をするだけで、汚れが広がるのを防ぐことができます。
- 汚れていない部分を保護する: 衣類の場合は、汚れていない部分が洗剤などで濡れてしまわないように、タオルなどを敷いておくと良いでしょう。
- 周りから攻める: 汚れの中心からではなく、周りから少しずつ汚れを中に押し込むようなイメージで拭き取っていくと、汚れの広がりを防げます。
時間が経った絵の具汚れはどうする？がんこ汚れの対処法
「うっかり放置してしまって、絵の具がカピカピに固まっちゃった！」
そんな頑固な汚れも、諦めるのはまだ早いです！
時間が経ってしまった絵の具汚れの対処法をご紹介します。
固まった絵の具には歯ブラシ＋石けんの合わせ技
固まってしまった水性絵の具の汚れには、歯ブラシと石けんの組み合わせが効果的です。
- 軽く濡らす: まずは固まった部分を少しだけ濡らします。
- 石けんをつける: 固形石けんを汚れに直接こすりつけたり、液体石けんを数滴たらしたりします。
- 歯ブラシでこする: 古い歯ブラシで、優しくトントンと叩くようにしたり、細かく円を描くようにこすったりします。固まった絵の具の塊を少しずつ削り取るイメージです。
- 洗い流す: 汚れが取れてきたら、水で洗い流します。
この方法で、カピカピになった絵の具が意外とキレイに落ちることがありますよ。
専用クリーナーの効果と使い方
もし歯磨き粉や石けんで落ちない頑固な汚れや、油性絵の具の汚れには、やはり専用のクリーナーを使うのが一番効果的です。
- 画材店などで購入: 画材店やホームセンターには、絵の具の種類に合わせた専用のクリーナーが売られています。
- 使用方法をよく確認: クリーナーによって使い方が異なるので、必ずパッケージの指示をよく読んでから使用してください。換気をしっかり行うことも大切です。
どうしても落ちない場合はクリーニング店へ
「もう何をしてもダメ…」と困ってしまったら、無理せずにクリーニング店に相談しましょう。プロの技術と知識で、私たちでは落とせない汚れもキレイにしてくれる可能性があります。特に大切な衣類や、高価なものについた汚れは、最初からプロにお任せするのも賢い選択です。
場所別！絵の具汚れの落とし方マニュアル
絵の具がついてしまう場所は、衣類だけではありませんよね。
床や壁、カーペットなど、場所によって落とし方のコツが違います。
シャツや衣類についた場合（生地別に注意点あり）
- 綿・ポリエステル: 歯磨き粉や台所用洗剤を使い、優しく揉み洗い・歯ブラシでこすり洗い。水でしっかり洗い流します。
- ウール・シルクなどのデリケート素材: 歯磨き粉や洗剤の使用は避け、まず水で優しく叩くようにして汚れを広げないようにします。汚れが落ちにくい場合は、無理せずクリーニング店に相談しましょう。熱いお湯は避けてください。
- 色柄物: 色落ちの可能性があるので、目立たない場所で試してから全体に使うようにしましょう。
床に落ちた絵の具の落とし方（フローリング・クッションフロアなど）
- フローリング: 水性絵の具なら、乾く前なら濡らした雑巾で拭き取るだけでもOK。固まってしまった場合は、歯磨き粉を少量つけて、柔らかい布で優しくこすり、その後水拭きします。ワックスが剥がれないように注意してください。
- クッションフロア: フローリングと同様に、乾く前に拭き取るのがベスト。固まった場合は、歯磨き粉や台所用洗剤を薄めて、布で優しく拭き取ります。メラミンスポンジも効果的ですが、素材によっては傷つける可能性があるので注意が必要です。
壁に飛んだときの対処法（壁紙・ビニールクロス）
- ビニールクロス: 水性絵の具なら、乾く前に濡らした布で優しく拭き取ります。固まった場合は、歯磨き粉やメラミンスポンジ（優しく）を試してみてください。力を入れすぎると壁紙が剥がれたり、傷ついたりするので注意が必要です。
- 紙壁紙など吸水性の高いもの: 染み込んでしまうと落とすのが非常に難しいです。なるべく早く、乾いた布で絵の具を吸い取るようにし、その後濡らした布でポンポンと叩くようにして汚れを薄めます。無理にこすると破れてしまうので注意が必要です。
カーペットに絵の具がついたときの落とし方（水性・油性）
- 水性絵の具: 乾く前に、乾いた布で吸い取るようにし、その後薄めた台所用洗剤をつけた布で叩くように汚れを移し取ります。歯磨き粉も効果的です。最後に水で濡らした布で洗剤を拭き取ります。
- 油性絵の具: 油性絵の具用クリーナーや、メイク落とし（オイルタイプ）を少量つけ、叩くように汚れを浮かせます。その後、中性洗剤で洗い流し、水で拭き取ります。カーペットの素材によってはシミになる可能性があるので、目立たない場所で試してからにしてください。
子どもがいる家庭で役立つ！絵の具汚れに強い洗剤＆便利グッズ集
お子さんがいるご家庭では、絵の具汚れは日常茶飯事かもしれませんね。
そんなご家庭におすすめの、絵の具汚れに強い洗剤や便利グッズをご紹介します！
家庭で活躍するおすすめ洗剤ベスト3
- ウタマロ石けん: 泥汚れなどに強いことで有名ですが、絵の具汚れにも抜群の効果を発揮します。蛍光増白剤が入っているので、白いものに特におすすめです。
- アタック ZERO: 汚れを繊維から引き剥がす力が強いので、絵の具汚れにも効果的です。ドラム式洗濯機にもおすすめ。
- オキシクリーン: 酸素系漂白剤なので、色柄物にも安心して使えます。つけ置き洗いで、絵の具の汚れをじわじわと分解してくれます。
100均＆ドラッグストアで買える便利グッズ
- 固形石鹸（部分洗い用）: 小さくて使いやすく、部分的な絵の具汚れに直接こすりつけるのに便利です。
- マイクロファイバークロス: 汚れを吸着する力が強いので、水拭きや乾拭きに重宝します。
- スクレイパー（プラスチック製）: 乾いて固まった絵の具を、床などから優しくこそぎ取るのに使えます。金属製だと傷つけてしまう可能性があるので、プラスチック製を選びましょう。
汚れにくくする工夫！スモック・マット・新聞紙の活用法
汚れてから落とすのも大切ですが、そもそも汚れにくくする工夫も大切ですよね。
- スモック: お絵描きや工作の際は、汚れてもいいスモックやエプロンを着せる習慣をつけるのが一番です。
- マット: 床に大きなビニールシートやレジャーシートを敷いて、その上で絵の具遊びをすれば、床が汚れる心配が減ります。
- 新聞紙: 机の上や作業スペースに新聞紙を広げておけば、絵の具が飛び散っても安心です。使い終わったらそのまま丸めて捨てられるので、後片付けも楽ちんですよ。
SNSで話題の裏ワザは本当に使える？検証＆注意点
SNSを見ていると、「こんなもので汚れが落ちるなんて！」という驚きの裏ワザがたくさん紹介されていますよね。
絵の具汚れに関して話題になっている裏ワザは本当に使えるのでしょうか？
重曹＋酢のコンボは効く？流行掃除法を試してみた
重曹と酢は、お掃除の定番アイテムとしてよく知られています。この2つを混ぜると泡立つので、「汚れが落ちそう！」と感じますよね。
検証結果: 絵の具汚れに対しては、正直なところ、劇的な効果はあまり感じられませんでした。泡立つことで汚れが浮き上がる効果はあるかもしれませんが、歯磨き粉や洗剤ほどの洗浄力はありません。
注意点: 重曹と酢はアルカリ性と酸性なので、混ぜると化学反応が起こります。密閉容器で混ぜるとガスが発生して危険な場合があるので、混ぜる際は必ず換気をしっかり行い、開けた場所で行いましょう。また、素材によっては変色や傷みの原因になることもあるので注意が必要です。
TikTokやインスタで見た方法の実力は？
SNSで紹介されている方法は、手軽に試せるものが多いですが、中には効果が薄いものや、かえって素材を傷めてしまうものもあります。
- 効果の有無を検証: 試す前に、本当に効果があるのか、他の人のレビューなども参考にしてみると良いでしょう。
- 素材への影響: 特にデリケートな素材や高価なものに使う際は、必ず目立たない場所で試してからにしましょう。
化学反応に注意！絶対NGな組み合わせもある
SNSで見た裏ワザの中には、異なる洗剤や薬剤を混ぜることで、危険な化学反応を起こしてしまうものもあります。
- 塩素系漂白剤と酸性のもの: 「混ぜるな危険」と表示されているように、絶対に混ぜてはいけません。有毒ガスが発生し、大変危険です。
- アルカリ性と酸性のものの混合: 重曹と酢のように、刺激の強い組み合わせは避けましょう。
「これは大丈夫かな？」と少しでも不安に感じたら、絶対に試さないでくださいね。基本的には、一つの洗剤を単独で使うのが安全です。
絵の具汚れのまとめ！焦らず対処すれば落とせる！
ここまで、絵の具汚れの落とし方について、たくさんの方法をご紹介してきました。
最後に大切なポイントをまとめておきますね。
衣類・床・カーペットなど、素材別にベストな対処法を
絵の具汚れは、ついた場所や素材によって最適な落とし方が異なります。
- まずは絵の具の種類を確認！: 水性か油性かで、使うものが変わってきます。
- 焦らず応急処置！: 乾く前に拭き取ることが何よりも大切です。
- 場所と素材に合わせた方法を選ぶ！: デリケートなものには優しく、頑固な汚れには専用のものを。
最強の味方は「歯磨き粉」＋「正しい手順」！
色々な方法をご紹介しましたが、ご家庭で手軽にできて、高い効果が期待できるのがやはり歯磨き粉です。
歯磨き粉（研磨剤入り）を少量の水で濡らした汚れに塗って、優しく歯ブラシでこすり、洗い流す。このシンプルな手順が、水性絵の具の汚れには驚くほど効果的です。
日常のちょっとした工夫で汚れも防げる
そして、汚れを落とすことと同じくらい大切なのが、汚れを防ぐ工夫です。
- スモックやエプロン、新聞紙を活用する。
- 汚れても大丈夫な場所で遊ぶ。
これらのちょっとした準備で、後々の「あー！」という焦りを減らすことができますよ。
絵の具汚れは、見つけるとドキッとしますが、焦らず正しい方法で対処すれば、きっとキレイにできます。
今回ご紹介した方法が、皆さんの絵の具汚れ対策に役立つことを願っています！
