今回は、とっても身近な「100均アイテム」を使って、小窓にぴったりの網戸をDIYする方法をご紹介します。
「DIYって難しそう…」と感じるかもしれませんが、ご安心ください!
裁縫が苦手な方でも、電動工具を使ったことがない方でも、とっても簡単に作れるように、優しく丁寧に解説していきますね。
きっと「私にもできた!」という達成感と、快適になったお部屋で過ごす喜びを感じていただけるはずです。ぜひ、一緒に快適な小窓網戸を手作りしてみませんか?
なぜ小窓に網戸が必要?暮らしが快適になる理由
「小窓に網戸って、そこまで必要?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも、実は小窓に網戸があると、毎日の暮らしがぐんと快適になるんですよ。
- 換気と虫除け:窓を開けて新鮮な空気を取り入れたいけれど、ブーンと耳元をかすめる蚊の羽音や、照明に群がるコバエ、知らない間に飛び込んでくる羽虫など、虫の侵入は避けたいですよね。特に夏場は蚊やコバエなどが気になりますが、網戸があれば安心して窓を開けられます。お部屋の空気を入れ替えることで、こもりがちな匂いを解消したり、湿気を逃がしてカビの発生を抑えたりもできます。きれいな空気の中で過ごす時間は、気分もリフレッシュできて、心にもゆとりが生まれるはずですよ。
- 風通しが良くなり、快適な空間作りに貢献:窓を開けて風を通せば、お部屋の中に心地よい風が通り抜け、ジメジメした空気もすっきり。特にキッチンの小窓や、浴室の小窓など、湿気がこもりやすい場所に網戸があれば、換気効率が格段にアップします。エアコンばかりに頼らず、自然の風で涼を感じられるのはとっても気持ちがいいものです。体が冷えすぎず、自然な涼しさを感じられるので、電気代の節約だけでなく、体への負担も減らせて一石二鳥。お気に入りのアロマを焚いたり、ハーブを窓辺に置いたりすれば、さらに素敵なリラックス空間が広がりますよ。
- 外からの視線を遮り、プライバシーを確保:完全に視線を遮ることはできませんが、網戸があることで外からの視線が少し和らぎます。網戸の目の細かさや、光の当たり具合によっては、外からは室内が見えにくくなる効果も期待できます。特に道路に面した小窓や、隣家との距離が近い小窓などでは、ちょっとした目隠し効果も期待できるかもしれません。一人暮らしの女性にとっては、窓を開けていても外からの視線が気になりにくくなることで、より安心して過ごせるようになるという大きなメリットもあります。カーテンを開けて換気したいけれど、人目が気になる…という時に、網戸が一役買ってくれるでしょう。
100均アイテムでOK!手軽に作れる網戸DIYの魅力
「網戸って買うと意外と高いし、取り付けも大変そう…」そんな風に思っていませんか?
ホームセンターや専門店で買うと数千円することも珍しくありませんし、業者に依頼するとさらに費用がかかってしまいますよね。
でも、100均アイテムを使えば、そんな心配はご無用です!
- 安くて手軽:何と言っても一番の魅力は、材料費をぐっと抑えられること。網戸シートや突っ張り棒、マグネットテープなど、必要なものが全て100円ショップで手に入るので、数百円で一窓分の網戸が作れてしまうことも夢ではありません。お財布に優しいので、「まずは試してみたい」という方でも気軽に挑戦しやすいのが嬉しいポイントです。思い立ったが吉日!すぐにお店に行って材料を揃え、その日のうちに快適な網戸生活をスタートできますよ。
- 簡単で失敗しにくい:DIYと聞くと、電動ドリルやノコギリなどの専門的な工具をイメージして、尻込みしてしまう方もいるかもしれませんね。でも、ご安心ください!100均の網戸DIYに必要なのは、基本的にハサミやメジャーくらい。複雑な工具や特別な技術はほとんど必要ありません。網戸シートを切って、突っ張り棒に挟む、あるいはテープで貼る、といった簡単な工程なので、DIYが初めての方でも気軽に挑戦できます。もし、少し形がずれてしまっても、100均アイテムなのでまた買い直して気軽に再挑戦できるのも大きな魅力です。「失敗しても大丈夫!」という気持ちで、楽しみながら作ってみましょう。
- サイズを自由に調整できる:既製品の網戸では、窓の形やサイズが特殊なために「なかなかぴったりのものが見つからない…」と諦めていた小窓はありませんか?DIYなら、窓のサイズに合わせて網戸シートをカットしたり、突っ張り棒の長さを調整したりと、自由に作ることができます。縦長の窓、横長の窓、正方形の窓、どんな形の小窓にも、まるでオーダーメイドのようにぴったりフィットする網戸を作れる柔軟性が最大のメリットです。市販品では得られない「自分だけのぴったり網戸」が作れる喜びは、格別ですよ。
DIY前に確認!窓のタイプ別・最適な網戸の選び方
一口に「小窓」と言っても、形や開閉の仕方は様々ですよね。
あなたの家の窓に合った、最適なDIY網戸の選び方をご紹介します。失敗しないためにも、まずは窓のタイプをしっかり確認しましょう。
- 室内側の窓枠に設置する場合:一般的な引き違い窓や、内側に開くタイプの窓(内倒し窓や内開き窓など)なら、窓枠の内側に網戸を設置する方法がおすすめです。このタイプの窓は、室内側に網戸を設置するスペースがあることが多いため、突っ張り棒やマグネットなどを使って簡単に固定できます。設置する際は、窓を開けた時に網戸が干渉しないか、またカーテンレールや他のインテリアとの位置関係も確認しておくと良いでしょう。突っ張り棒を選ぶ際は、窓枠の幅に合った伸縮範囲のものを選び、しっかりと固定できるかチェックしてくださいね。
- 窓枠がない場合の工夫:もし窓枠がほとんどないような、壁に直接窓がはめ込まれているような小窓でも大丈夫。諦める必要はありません!窓の周囲の壁に直接貼り付けるタイプの網戸や、軽量なフックなどを活用する方法を検討してみましょう。例えば、粘着式のフックを壁に貼り付け、網戸シートを引っ掛けるように設置することも可能です。ただし、壁紙の素材によっては粘着テープが剥がれにくかったり、跡が残ったりする可能性もゼロではありません。まずは目立たない場所で試してみるか、マスキングテープなどで養生してから貼り付けるなどの工夫をすると安心ですよ。少しの工夫で、どんな窓にも対応できます。
- 突っ張り棒が使えない小窓での解決策:窓の幅が広すぎたり、窓枠の構造上、突っ張り棒をしっかり固定する場所がなかったりして、使えない場合もありますよね。そんな時は、強力な両面テープ付きの面ファスナーや、マグネットシートを使った方法が有効です。面ファスナーは、網戸シートと窓枠の両方に貼り付けるだけで、簡単に着脱が可能。強力な粘着力でしっかりと固定でき、しかも繰り返し使えるタイプが多いので便利です。マグネットシートは、窓枠が金属製の場合に特に威力を発揮します。網戸の縁にマグネットテープを貼り付ければ、窓を傷つけることなく、ピタッと網戸を固定できますよ。どちらの方法も、窓に穴を開けずに取り付けられるので、賃貸のお部屋でも安心してDIYに挑戦できます。
【実践】100均網戸DIYの簡単ステップガイド
それではいよいよ、具体的なDIYの方法をご紹介します!
今回は、初心者さんでも挑戦しやすい、シンプルな網戸の作り方です。
このステップガイドを参考にすれば、きっと素敵な網戸が完成しますよ。
必要な材料と道具
まずは、以下の材料と道具を100均で揃えましょう。
どれも手軽に手に入るものばかりなので、お買い物の時間も楽しいものになるはずです。
- 100均の「網戸補修シート」または「網戸貼り付けテープ」:網戸の目(メッシュ)の細かさや色(グレー、黒など)がいくつかあります。できるだけ目の細かいものを選ぶと、小さな虫の侵入も防ぎやすくなりますよ。また、お部屋の雰囲気に合わせて色を選ぶのも素敵です。窓の大きさに合わせて、必要な分だけ用意してくださいね。もし大きな窓の場合は、複数枚購入して繋ぎ合わせることもできます(その方法は後ほどご紹介しますね)。
- 突っ張り棒(窓の幅に合わせて選ぶ):窓枠に突っ張らせて固定するタイプです。窓の幅にぴったりの伸縮範囲のものを選びましょう。窓枠の凹凸も考慮して、安定して固定できるか確認することも大切です。シンプルな白だけでなく、木目調やパステルカラーなど、デザイン性の高いものもありますので、お部屋のテイストに合わせて選んでみてください。
- またはマグネットテープ、面ファスナー(両面テープ付き):突っ張り棒が使えない窓や、窓に穴を開けたくない場合に大活躍します。マグネットテープは、強力な粘着力があるものを選び、網戸シートの縁と窓枠の双方に貼り付けます。面ファスナー(いわゆるマジックテープ)も同様に、網戸シートと窓枠に貼り付けるだけで着脱が簡単です。面ファスナーには、強力な両面テープが最初から付いているタイプが便利ですよ。
- ハサミ:網戸シートをカットするために使います。切れ味の良いものだと、まっすぐ綺麗に切りやすいです。もし布用のハサミがあれば、そちらがおすすめです。
- メジャー:窓のサイズを正確に測るために必須です。巻き尺タイプだと、長い窓でも一人で測りやすいですよ。
- 油性ペン(網戸シートに印をつけるため):網戸シートは黒やグレーが多いので、白や明るい色の油性ペンだと印が見えやすいです。裁縫用のチャコペンなども便利です。
- あると便利なもの:
- カッターナイフとカッターマット:網戸シートをよりまっすぐ、綺麗にカットしたい場合に役立ちます。ただし、使用時は下に厚いカッターマットを敷き、指を切らないように十分注意してくださいね!
- 定規(長めのもの):カットする際に、カッターやハサミをまっすぐ動かすためのガイドになります。
- マスキングテープ:窓枠を汚したくない場合や、仮止めをしたい場合に便利です。
たった3ステップ!作成から設置まで
さあ、材料が揃ったら、早速作ってみましょう!焦らず、一つ一つの工程を丁寧にこなしていくのが成功の秘訣です。
- 窓のサイズを正確に測る
- まず、網戸を取り付けたい小窓の「内側の窓枠」の縦と横の長さをメジャーで測ります。網戸は窓枠の内側にぴったり収まるように作るのが基本です。
- この時、測り間違いがないように2〜3回測るのがポイントです。窓の上下左右、数カ所を測ってみて、もしサイズにばらつきがある場合は、一番短い(または一番長い)部分の長さを基準にすると失敗しにくいですよ。少しの誤差でも仕上がりに影響するので、焦らず慎重に測ってくださいね。
- 突っ張り棒を使う場合は、窓枠の幅にぴったりの長さの突っ張り棒を選びましょう。窓枠の凹凸も考慮して、しっかりと固定できるか確認することも大切です。
- シートタイプを貼る場合は、窓枠より縦横それぞれ1〜2cm程度大きめにカットすると、後で微調整ができて安心です。切りすぎると元に戻せないので、余裕を持たせるのがおすすめです。
- 網戸シートをカットする
- 測ったサイズに合わせて、網戸補修シートや網戸貼り付けテープをハサミやカッターナイフでカットします。
- まっすぐ切るのが難しい場合は、まず定規と油性ペン(またはチャコペン)で印をつけてから切ると綺麗に仕上がりますよ。大きな紙の上や、カッターマットの上で作業すると、よりスムーズです。
- ハサミを使う場合は、長めの裁ちばさみを使うと、一度でまっすぐ切りやすいですよ。少しずつ切るよりも、一気に切る方がきれいに仕上がる傾向があります。
- カッターナイフを使う場合は、必ずカッターマットを敷いて、定規でしっかり固定しながら切ってくださいね。(カッターを使う際は、指を切らないように十分に注意してください!)刃は新しいものを使うと、引っかかりがなくスムーズに切れます。
- カットした後、網戸シートの端がほつれてくることが稀にあります。気になる場合は、透明なマニキュアを薄く塗ったり、布用のほつれ止め液を使ったりすると良いでしょう。
- 突っ張り棒やマグネットを使って窓枠に設置する
- 突っ張り棒を使う場合:カットした網戸シートの上端と下端を突っ張り棒に挟み込むようにして固定します。シートを突っ張り棒に一度巻き付けてから、洗濯バサミのようなクリップや、結束バンド(細いもの)を使って簡単に仮止めできますよ。そして、窓枠に突っ張り棒を設置すれば完成です。網戸シートがたるまないように、突っ張り棒をしっかり突っ張らせるのがポイントです。ぐらつきがないか、何度か開閉してみて確認しましょう。
- マグネットや面ファスナーを使う場合:網戸シートの四隅と、それに対応する窓枠の箇所に、それぞれマグネットテープや面ファスナーを貼り付けます。これで、窓に簡単に貼り付けたり、取り外したりできるようになります。貼り付ける前に、窓枠のホコリや汚れをきれいに拭き取っておくと、粘着力がアップし、しっかりと固定できます。アルコール除菌シートなどもおすすめです。
設置方法の工夫:マグネットや面ファスナーなど、賃貸でも安心な方法を解説
賃貸にお住まいの方や、窓に穴を開けたくない方には、マグネットや面ファスナーを使った方法がとってもおすすめです。窓を傷つけずに、気軽に網戸を設置できるのが大きなメリットですよ。
- マグネットシート:窓枠が金属製の場合は、マグネットテープが強力に吸着してくれます。100均にはシート状のマグネットや、ロール状のマグネットテープがあります。網戸シートの縁にマグネットテープをぐるりと貼り付け、窓枠にペタッと貼るだけなので、誰でも簡単に取り付けられます。取り外しや掃除も楽々なので、季節ごとに付け替えたい方や、網戸を頻繁に開閉したい方にもぴったりですね。強力なマグネットを選ぶと、風が強い日でも外れにくくなります。
- 面ファスナー(マジックテープ):網戸シートの縁に面ファスナーのフック側(ザラザラした面)を、窓枠にループ側(ふわふわした面)を貼り付けます。強力な両面テープが最初から付いているタイプを選べば、窓を傷つける心配もありません。面ファスナーは、ハサミで好きな長さにカットできるので、どんなサイズの網戸にも対応しやすいのが魅力です。貼り付ける際は、テープ部分をしっかりと窓枠に押し付けて、時間が経ってから網戸シートを貼り合わせるようにすると、より強力に固定できますよ。もし賃貸で、粘着跡が気になる場合は、窓枠にマスキングテープなどを貼ってから面ファスナーを貼り付けると安心です。
もう失敗しない!DIY網戸のサイズ測定とカットのコツ
DIYで一番心配なのが「サイズが合わなかったらどうしよう…」ということですよね。
失敗しないためのコツをお伝えします!
- 正確なサイズの測り方:窓枠の内側?外側?
- 基本的に、網戸を設置したい**「窓枠の内側」の寸法**を測りましょう。特に、突っ張り棒を使う場合は、突っ張る部分の正確な幅が重要になります。窓枠が少し傾斜していたり、場所によって幅が違ったりすることもあるので、数カ所測って一番短い(または長い)箇所を基準にすると安心です。
- シートを貼る場合は、窓枠より縦横それぞれ1cm程度大きめにカットしておくと、後で微調整がしやすくて安心です。少し余る分にはカットできますが、足りないと困ってしまいますからね。
- 網戸シートをまっすぐ切るためのテクニック
- 網戸シートは柔らかいので、まっすぐ切るのが意外と難しいことがあります。
- 新聞紙やカッターマットの上で作業し、定規をしっかりと押さえながらカッターナイフで切ると、より綺麗に仕上がります。(カッターを使う際は、下に厚いものを敷き、指を切らないように十分に注意してくださいね!)カッターナイフの刃は新しいものを使うと、引っかかりがなくスムーズに切れますよ。
- ハサミを使う場合は、長めの裁ちばさみを使うと、一度でまっすぐ切りやすいですよ。少しずつ切るよりも、一気に切る方がきれいに仕上がる傾向があります。
- 貼り付け時のシワを防ぐ方法
- 網戸シートを貼り付けるときは、まず上端を仮止めし、それから下に向けてゆっくりと引っ張りながら貼り付けていくとシワになりにくいです。
- シートがたるまないように、両手で軽く引っ張りながら少しずつ貼っていくのがポイントです。もし、途中でシワができてしまったら、無理に引っ張らずに一度少し剥がして、貼り直してみてくださいね。気泡が入ってしまった場合は、指や定規を使って優しく外側に押し出すようにすると、きれいに仕上がります。
100均アイテム徹底比較!ダイソー・セリア・キャンドゥのおすすめ
どの100均のお店に行けばいいか迷ってしまうあなたのために、それぞれの店舗で手に入るおすすめアイテムと活用法をご紹介します!
- ダイソー:マグネット網戸の特徴と使い方
- ダイソーでは、マグネットで固定するタイプの網戸キットが手に入ることがあります。窓枠に貼り付けるマグネットテープと、網戸シートがセットになっていることが多いので、これ一つで手軽にDIYできます。特別な工具も不要なので、本当に初心者さん向きです。
- 特に、頻繁に開け閉めする窓や、使わない時期には簡単に取り外したい窓にぴったりです。マグネットなので、窓枠を傷つける心配も少ないのが嬉しいですね。
- セリア:網戸補修シートを使ったアレンジ術
- セリアには、網戸の破れを直すための「網戸補修シート」が充実しています。メッシュの細かさや色もいくつか種類があるので、窓の雰囲気に合わせて選ぶことができます。これを複数枚組み合わせて、オリジナルの網戸を作るのもおすすめです。
- シートが比較的しっかりしているので、ハサミでカットしやすく、加工しやすいのも嬉しいポイントです。アイデア次第で、様々なサイズの網戸に対応できますよ。
- キャンドゥ:貼るタイプ網戸のメリット・デメリット
- キャンドゥで見かける「貼る網戸」は、粘着テープで窓枠に直接貼り付けるタイプです。手間いらずで手軽さが最大のメリットですが、一度貼ると剥がすのが少し大変な場合もあるので、貼る場所をしっかり決めてから作業しましょう。
- 窓枠の凹凸が少ない、フラットな窓に特におすすめです。また、粘着力が強すぎると壁紙を傷める可能性もあるので、賃貸の場合はマスキングテープなどで窓枠を養生してから貼ると安心です。
100均DIY網戸のカスタマイズアイデア
せっかく手作りするなら、自分好みにアレンジして、もっと素敵な網戸にしてみませんか?
機能性だけでなく、見た目にもこだわると、DIYがもっと楽しくなりますよ。ここでは、いくつか具体的なアイデアをご紹介しますね。
- 網戸をデコレーション!おしゃれなカフェ風に
- 網戸シートの縁に、お部屋の雰囲気に合うレースやマスキングテープ、布テープなどを貼ってデコレーションしてみましょう。例えば、白やベージュのレースを貼れば、一気にロマンチックなカフェ風に。木目調のマスキングテープなら、ナチュラルな雰囲気を演出できます。無機質な網戸が、あっという間におしゃれなカフェ風やナチュラルテイストにアレンジできます。
- さらに、網戸の端や、窓枠に取り付けたフックに、軽くて小さなフェイクグリーンを吊るしたり、季節ごとの軽めのオーナメントを飾ったりするのも素敵です。例えば、夏には貝殻やヒトデのオーナメント、秋には小さなカボチャの飾りなど、季節感をプラスするだけで気分も上がります。光が当たるとキラキラしたり、風で影が揺れたりして、窓辺が特別な空間になりますよ。お気に入りのチャームやビーズをプラスするのもおすすめです。
- 網戸の「開閉」を簡単にする工夫
- マグネットや面ファスナーで固定している網戸なら、上部だけをしっかりと固定して、下部をめくり上げるようにすれば、簡易的な開閉式網戸になります。いちいち全体を取り外す手間が省けるので、お花の水やりや、ちょっとした物の出し入れ、窓の拭き掃除などにとても便利です。
- 網戸をめくり上げた時に固定できるように、小さなフックとループ(ゴムやリボンなど)を組み合わせるのも良いアイデアです。
- 網戸の端に、リボンや布製の小さな取っ手を取り付けると、開け閉めがよりスムーズになりますよ。例えば、両面テープで可愛いリボンを輪にして貼り付けたり、布を縫い付けて小さなタブを作ったりするのも良いでしょう。お気に入りのチャームなどをつけても可愛いですね。
- 複数の網戸を連結して大きな窓に対応させる方法
- もし大きな窓に網戸をつけたいけれど、100均の一枚のシートでは足りない場合は、100均の網戸シートを複数枚用意し、繋ぎ合わせて使うことも可能です。例えば、横に並べて使う場合、シート同士の重なる部分を5cmほど取り、網戸補修テープや強力な布テープ(防水タイプがおすすめ)などでしっかりと連結すれば、大きな窓にも対応できます。
- 連結部分が気になる場合は、上からレースやリボン、またはおしゃれなデコレーションテープを貼って隠せば、見た目もきれいに仕上がります。まるで最初から大きな一枚の網戸だったかのように見せることができますよ。縦長に繋げて丈を長くしたり、横長に繋げて幅を広くしたりと、窓のサイズに合わせて自在にアレンジしてみてください。
DIY網戸Q&A:よくある疑問を解決
DIYを始める前に、気になる疑問を解決しておきましょう!
- Q1:本当に虫は入ってこない?(防虫効果について)
- DIY網戸でも、きちんと隙間なく設置すれば、ほとんどの虫の侵入を防ぐことができます。網戸の目が細かいものを選べば、小さな虫も入りにくくなりますよ。
- 特に、窓枠と網戸の間に隙間ができないように、マグネットや面ファスナーでしっかりと固定することが大切です。隙間があると、そこから虫が侵入してしまう可能性があるので、設置の際は念入りにチェックしてみてくださいね。
- Q2:耐久性はどれくらい?どれくらい使える?
- 100均の網戸シートは、一般的な網戸に比べて耐久性は劣るかもしれませんが、丁寧に扱えばワンシーズン(春から夏、秋にかけて)は十分に使うことができます。
- 直射日光に当たり続けると劣化が早まることもありますので、直射日光が当たりにくい場所に設置したり、使わない時期は取り外して保管したりすると、より長く使えます。もし破れてしまっても、100均で簡単に買い直して補修や作り直しができるのがDIYのいいところですね。
- Q3:DIY以外の選択肢は?(ニトリなどの簡易網戸との比較)
- 「やっぱりDIYはちょっと手間がかかりそう…」という方には、ニトリなどの家具・ホームセンターで販売されている簡易網戸も選択肢の一つです。
- 既製品なので、サイズやデザインのバリエーションは限られますが、取り付けが簡単なタイプも多くあります。価格帯や取り付け方法は様々ですが、100均DIYに比べて少し価格が高くなる傾向があります。手軽さとコストを重視するなら100均DIY、もう少し頑丈なものを求めるなら簡易網戸も検討してみるのも良いでしょう。
網戸のお手入れと保管方法
せっかく作った網戸、できるだけ長くきれいに使いたいですよね。簡単なお手入れ方法と保管のポイントをご紹介します。
- 網戸についたホコリを簡単に取る方法
- 網戸は使っているうちに、どうしてもホコリや汚れがついてしまいます。特に、花粉の時期などは汚れが目立ちやすいですよね。
- 軽い汚れなら、粘着クリーナー(コロコロ)で優しくペタペタするだけで、簡単にホコリを取ることができます。衣類用のもので大丈夫ですよ。
- 細かい汚れや、ベタつきが気になる場合は、水で濡らして固く絞ったマイクロファイバークロスなどで優しく拭き取ると綺麗になります。重曹を少し溶かした水で拭くと、さらにさっぱりしますよ。
- 季節ごとの取り外しと保管のポイント
- 冬場など、網戸を使わない時期は取り外して保管すると、紫外線による劣化を防ぎ、より長持ちします。
- 取り外したら、ホコリをきれいに拭き取り、畳んで直射日光の当たらない、湿気の少ない場所で保管しましょう。折りたたむ際は、シワにならないようにゆるく巻いておくのがおすすめです。収納ケースに入れると、埃も防げます。
- 破れてしまった時の簡単な補修方法
- もし網戸が破れてしまっても、慌てる必要はありません。100均で売っている「網戸補修シート」を破れた部分にペタッと貼るだけで、簡単に補修できます。ハサミで破れた部分より少し大きめにカットして貼るだけなので、とっても簡単です。
- 同じ色のシートがない場合は、透明の補修シートもありますよ。小さな破れなら、これで十分対応できます。
まとめ:小窓網戸DIYで、快適な暮らしを手に入れよう
いかがでしたか?100均アイテムを活用すれば、小窓の網戸DIYはとっても簡単で、気軽に挑戦できることがお分かりいただけたでしょうか。
「小窓に網戸がなくて困っていた…」「もっとお部屋の風通しを良くしたいな」と感じていたあなたも、ぜひこの機会に、100均DIYで快適な網戸を手作りしてみてくださいね。ちょっとした手間をかけるだけで、毎日の暮らしがぐんと快適で素敵なものに変わりますよ!きっと、窓を開けるたびに「作ってよかった!」と思えるはずです。